【初心者】IPOは無料の宝くじ?!誰でもできる新規公開株「IPO投資」のはじめ方。

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IPO(アイピーオー)と略される「新規公開株」。よくわからないけどみんな儲かっているイメージですよね。

有望な銘柄になると上場直後に大幅値上がりし、初値で売るだけで簡単に利益を得られると個人投資家に大人気の投資方法です。

100万円で購入した新規公開株が上場した途端150万円の値がついたり、人気の銘柄ではなんと2倍、3倍になることもあります。

しかし2018年12月のソフトバンク株の上場では、人気だったはずの銘柄が初値で公募割れして大きなニュースになりました。

いろいろ気になるIPO株投資ですが、まったくの投資初心者のために基本的知識と始め方をご説明します。

IPO株投資の基本

「新規公開株」と聞くと、投資の上級者がコネで手に入れるイメージもありますが、それは「未公開株」であって、公開されているIPO株はどの証券会社でも購入することができます。

ただし、限られた新規公開株ですから欲しい人全員が購入できるわけではなく、抽選で当たらなければなりません。

抽選に応募するのには、手数料も何もかかりません。そしてもし抽選に当たれば、高い確率で儲けが出て資産を増やすことができるIPO投資は「カネのかからない宝くじ」と言われることもあるくらいです。

普通の株取引のようにタイミングを見計らってうまく売買する必要もありません。抽選で当たった銘柄が上場したら初値ですぐに売るだけです。

もちろんその後の値上がりや配当を期待して持ち続けても構いませんが、そうなるとIPO投資というよりは普通の株式投資ということになります。

このように簡単に利益が出そうな方法ですから、人気があるのも当然です。

結局IPO投資は、銘柄の選定や相場の分析という投資知識よりも、「いかに抽選で当たるか」というところを競い合う投資方法になっています。

昨今はIPO狙いの投資家も増えたため、抽選に当選する確率はとても低くなっていますが、うまく抽選に当たれば、大きな利益が期待できます。

IPOの当選確率はどれくらい?

IPOの当選確率はどのくらいなのでしょうか。

当選確率は申し込む銘柄や証券会社、果ては投資家の経歴によっても左右しますが、小型IPOで1%以下、大型IPOで5〜10%程度と言われています。ただし毎回違いますし、証券会社によっても変わってくるので正確な情報はありません。

大雑把に言ってIPOの当選確率はまあまあ低いとも言えます。

「これでは当たらないや」と諦める人もいるかもしれません。しかし、これを低いと見るか、高いと考えるかはそれぞれでしょう。低リスクで資産が増える可能性が高いものが、こんな高確率で世の中に存在するとも言えます。

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IPO株を手に入れるには

IPOの仕組を簡単に見てみましょう。

新規公開株は各証券会社に購入権が分配され、例えば新規公開株が10,000株だとすると、A社には5,000株、B社には3,000株、C社には2,000株というように割り振られることになります。

そして証券会社ごとに抽選を行い、当選者のみが購入の権利を得ることができます。

IPOの抽選に参加するためには口座を開いている証券会社で申し込みを行います。

基本的には扱っている証券会社ならどこでも良いのですが、証券会社に分配されている株数によって当たる確率が変わってくるのがわかりますよね。

証券会社によってIPO株の配分数量は大きく異なり、IPO株全体の80%以上を引き受ける証券会社がある一方で、全体の1%しか引き受けない証券会社もあるのです。

当選確率を上げるにはなるべく多く配分のある証券会社で行うのが良いことになります。さらに複数の証券会社から申し込めば確率はどんどんアップします。

IPO抽選は証券会社ごとに実施する為、10社から申し込めば大雑把にですが当選確率は10倍になります

こういう訳でIPO投資に熱心な投資家は、とにかく多くの証券会社に口座を開いて、IPOの公募に果敢に参加しているのです。

実際の手順

具体的な手順をみてみましょう。

まずはブックビルディング(需要申告)期間中に証券会社に購入の申し込みをします

ブックビルディング(需要申告)とは、IPOの需要状況を把握するために、上場する会社が仮条件を投資家に提示することです。この段階では、IPOの購入は確定されません。

このブックビルディングは、投資家の需要を探る期間なので、早く申し込んだからと言って当選確率が上がるわけではありません。

例えば、ブックビルディングでIPOの仮条件は「2,000円~2,500円」などと提示され、投資家は範囲内での希望価格と申込株数を伝えます。

人気がある銘柄では最高額を希望する必要があります。

そして抽選となるわけですが、もし当選したら購入期間中に「購入の意思表示」をする必要があります。

IPO当選後に辞退をしたいと思ったら、「購入の意思表示」をせず、キャンセルをすれば辞退が可能です。

各証券会社の抽選方法の比較

「主幹事」である大手証券会社が有利

IPOで当選率が圧倒的に高いのは主幹事です。主幹事はIPOの事務手続きや割り当てなどで主導権を握る会社で、販売する株も圧倒的に多いのが特徴です。

主幹事 副幹事 平幹事
60~80% 5~10% 0.5~2%

野村證券は業界最大手であるため、IPOの取扱数・主幹事数は毎年トップ水準です。SMBC日興證券大和証券などの大手も主幹事を多く引き受けています。

しかし大口顧客に大半のIPOが融通されるため、一般の個人投資家にとっては当選しづらい面もあります。このように大手証券会社では、投資家との関係性や投資経歴などでお得意さんを優遇しているのです。

そうは言っても主幹事となれば他の証券会社よりも優位性が高いのは明らかなのでチャレンジする価値はあります。

SBI証券は資金力が勝負

ネット証券最大手であるSBI証券のIPOの抽選方法は、以下の二通りがあります。

  • 割当数の70%:申込数に比例した完全抽選
  • 割当数の30%:IPOチャレンジポイントによるIPO当選優遇システム

配分予定数量の70%は、申し込み数に比例して機械的な抽選が行われます。たくさん申し込めばそれだけ当選確率も高くなります。

当然資金力のある投資家に有利となります。

何千万、何億もの資金を持つ強力な投資家もたくさんいますので、人気のIPO銘柄だとなかなか当たらないことも。そんなときこそIPOチャレンジポイントを活用するのです。

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資金が少ないならIPOチャレンジポイントを有効活用

通常の当選枠とは別に、独自のポイントプログラムサービスによるIPOチャレンジポイント用当選枠が30%設けられています。

このIPOチャレンジポイントは外れると毎回IPOチャレンジポイントが1ポイントずつもらえます。

そして申し込み時に使用したポイント数の多い人から順に当選していくシステムです。

つまり、何回も抽選に応募してはずれてもポイントがたまっていくので、頑張ればポイントにより当選確率が上がっていくことになります。

資金量が少ない人でも人気IPOを手に入れるチャンスがあるシステムということですね。

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公平な抽選のマネックス証券

マネックス証券の抽選方法はSBI証券と大きく異なり、配分されたIPO株が全て公平な抽選によって決まるという部分です。IPO割り当て株数のほぼ100%が1人1票で平等抽選されます。

野村證券やみずほ証券など大手証券会社では、配分されたIPO株の多くを機関投資家や大口の投資家に回してしまい、残りの約10%ぐらいしか個人投資家向けの抽選に回してくれません。

しかし、マネックス証券は配分されたIPO株全てで抽選を行っています。

10%と100%では10倍違うので、この差がマネックス証券のIPO抽選で当選しやすい理由にもなります。

マネックス証券では資金力は必要ありません。株数に関わらず1人1票で抽選されるため、誰でも当選確率は変わらないのです

資金が少ない人でも公平に抽選へ参加できるのは、株初心者から上級者までIPO投資で人気の証券会社となっています。

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複数の証券会社から申し込む

最終的にはIPO投資を続けていくには多くの証券会社に口座をもつ必要があります。

抽選が公平なマネックス証券はもちろん、SBI証券もIPO引き受け数の多さから外せない証券会社ですね。

野村證券や大和証券、SMBC日興証券などのネット系以外の大手証券会社もIPO投資に全力を注ぐのであれば必須となってきます。

証券会社の口座は複数開設できますし、「口座開設料」や「維持管理費用」などもすべて無料なので、たくさん口座を作っていても特に問題はありません。

あとは手間と管理の面倒さだけになりますね。しかし面倒がっていてはIPO投資で実績を上げることはできません。

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IPO株のリスク

人気のIPO投資ですが、必ず公募価格より高値がつくという保証はありません。当然公募割れする銘柄もあります。

仮条件の下限で公募価格が決まった銘柄は、不人気である可能性があるので初値が公募割れを起こしやすいかもしれません。

ただ投資家の申し込み需要が少ないということは、逆にIPOの抽選にも当たりやすいとも言えます。そして公募価格が低ければ低いほどそれだけ公開後に値上がりしやすくなるとも言えるわけです。

この辺りはどう判断するかですね。

初値が決まって上場してからさらに株価が急騰する銘柄もあれば、初値天井で一気に暴落してしまう銘柄も存在します。

公開後しばらく高値を保っていたものでも、突然数ヶ月後に初値割れや公募割れになる銘柄もたくさんあるのがIPO株の怖いところです。

2018年6月19日に東証マザーズに新規上場したフリーマーケットアプリ大手のメルカリのチャートをご覧ください。

上場直後に、公募価格(3000円)の2倍に当たる6000円をつけ、時価総額はおよそ8574億円と、大型IPO案件となりました。

しかしその後、株価は急落し2018年の年末には公募価格を大きく下回った株価になっています。公募に当たった人も、公開後に市場で買った人も、全ての投資家が損失かかえている状態ですね。

初値で売り抜けた人は胸を撫で下ろしているでしょう。

初値で高値がついたから嬉しくなって投資方針もなく適当に持ち続けていると危険です。

成長する企業の価値を正確に測るのは難しい

新規上場する企業は当然業績が伸びて成長している企業ということになります。ただその成長を含めた企業価値を正確に見極めるのは難しいものです。

というより誰も正確な予測などできません。

公募価格や初値などすべては相場環境などによっても左右されます。

IPOが好調な時はみんなが注目するためより高い値段がつけられ、少し不調になってくるとみんな慎重になってきて不発に終わることも多くなってきます。

世界経済や相場全体の雰囲気にも左右されます。投資家の心理的な面やリスク許容度など様々な影響を受けていることも注意が必要です。

まずは抽選申し込みから始めてみよう

とにかく抽選に申し込むことから始まります。まずはどこでもよいので一つの証券会社から始めてみましょう。そしてIPO投資を経験して少しずつ申し込む証券会社を増やして行けばよいのです。

ここで大切なのは、継続することです。初めて当選したIPO株が公簿割れして損失になってしまうこともあるかもしれません。

しかしIPO投資は過去の実績を考えれば初値で利益が得られる確率は投資としてはそれなりに高いわけです。IPO投資で儲けている人も、失敗も含めて多くのチャレンジをした結果、平均して利益が出ているのです。

IPO投資以外の全ての手法にも言えることですが、投資は一発勝負で勝ち負けを決めるものではありません。確率の高いところに何度もトライして利益を得るものです

IPO投資をきっかけに他の投資方法も勉強していくとまた面白いかもしれません。

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